「森のようちえん」という言葉にピンとこないかたもいらっしゃると思いますが、デンマーク発祥で北欧では選択肢の一つとしてポピュラーな自然の中で行う保育です。
日本で広がり始めたのは2000年に入ってから。
「森のようちえん」といっても、実際の形態は様々で、一般的な幼稚園・保育園が自然体験を重視したプログラムを実施している場合もあります。
「園舎がない」タイプのところもたくさんあります。みやしろ森のようちえんには東武動物公園駅まえに園舎がありますが、活動はほぼ戸外で行っています。
6つのフィールドがあり、その日の活動に合わせて集合場所が違います。
森のようちえんでは雨の日も風の日も、暑い日も寒い日も戸外で過ごします。
多様性そのものである自然の中で過ごし、自然と人が調和して生きる力を育みます。
自然をお手本に、独創性を育てる幼児教育を目指しています。 小学生になる前に、のちのち揺るがない「自己肯定感」と「周囲への信頼感」を育てます。
【みやしろ森のようちえんの教育方針】
- 同じ森を、違う日、違う時間、違う季節に何度も見ることで、その違いを味わう感受性を育てる
- 小さなケガで身を守ることを覚え、大きなケガをしない
- 多くの失敗から直接学び、自分で考える力を養う
- 自然を感覚でとらえ、視野の広い世界観を育てる
- 独創性の芽である観察を大切にし、自然をよく見る
- 生命に囲まれている感覚を常に持ち、想像力を養う
- 直線以外の多様な形に囲まれて、多様な美意識を育てる
- 人智の及ばない自然の姿の中に、謙虚に学ぶ心を育てる
- 雰囲気、気配、痕跡から、目に見えないものを感じる
- 大人に頼りきらない自立心を育てる
- 共生する自然の姿から、共に育つ協調性を身につける
- 人工の少ない空間で、作為的な欲望に惑わされない
- 学び方を学び、教え方を教わり、永続的な教育をする
- 大人自身も育つために、常に発見し、一生学び続ける
- 怖さを知り、優しさを知り、感情の振れ幅が大きい心を
周囲と合わせたり、競争するのではなく、自分がやりたいことを自ら見つけて楽しむことで育む自己肯定感。
自分を受け入れることができて、周囲への信頼感を持てた子は力強く羽ばたけます。
今年度から月~木の預かり保育(常設化)が始まりました。
月曜日は公開保育も開催しています。
みやしろ森のようちえん公開保育
- 日時:毎週月曜日 9:30~12:00
- 場所:宮代町近郊の各フィールド(お申し込み後にご連絡します)
- 参加費:一家族1,000円/回
- 保護者同伴での参加となります
- 持ち物:お子さまのリュックに以下のものを入れてお持ちください→虫よけ、タオル、水筒、おにぎり1つ(栄養補給、おやつとして)
- その他の持ち物もの→着替え(上下1セット)、下着、靴下、汚れ物を入れるビニール袋、(必要なかたはオムツ、お尻拭き)
- 野外で活動しますので、汚れても良い恰好でお越しください
各フィールドで自然に触れて過ごしたり、農作業のお手伝いをしたり、泥んこ遊びもできます。
Facebookページに写真がたくさんアップされていますので、覗いてみて下さい。
詳しい内容や申し込みはこちらから。
詳しくはコチラみやしろ森のようちえんホームページ